2010年03月29日

バージ

オーストラリアでの2戦目。まだ見てない方もいると思うのでここでは結果には触れません。一つだけ言えるのは、もの凄いつまらなかったバーレーンでの開幕戦に比べ、

すんごい面白かったわーい(嬉しい顔)

まあスタート直前の雨のおかげですかね?おかげで退屈レースの根源とも言えるタイヤ交換の義務が無くなり、各チームの戦略にも幅が出て結果「当り」と「ハズレ」が起こりえる状況になったからかな。各ドライバーも最初から最後まで結構勝負しかけてたし…もしかしてFIAあたりから「簡単にはペナルティ取らないから、もっとアグレッシブに行くように!」とか裏で通達が出てたりしてw
ウェーバーのアレなんてペナルティ乱発してた昨年あたりなら「着順降格」か「次戦グリッド降格」になっててもおかしくないでしょ?それが戒告だけで済むんだからおおらかになったもんです。スチュワードに開幕戦はプロスト、今回はトムクリなどドライバー経験者がメンバーに入ってる効果かも…。
カムイ…マシンの出来が悪く焦りもあった?今回フリー走行からの悪循環と空回りしっぱなしだったような気がします。
ちなみに結果とは関係無く走ってる姿を見て、今年のマシンではルノーが欲しくなったおいらですw


SBSH0001run.JPGSBSH0002mat.JPG
週末製作はまずコレから。プラキットのランナーの先端を鑢で丸めたものです。先っぽを短くカットしてピンバイスで中身をくり抜きます。竹割りで真っ二つに切断したらボディに接着します。え?一体コレは何なのかって?
SBSH0003bal.JPG
カウル後端に付いてるバルジです。022にはシーズン途中からこんなカバの鼻穴か蛙の目玉みたいなエアインテークが付くようになります。キットのは形状も位置もダメダメだったのでさっさと削り落とし、プラ棒から自作。研ぎ出しするのに邪魔だけど後付けじゃ一体感が損なわれるのでしっかりと先付けしときます。
SBSH0060rea.JPGSBSH0061pat.JPG
前回サスアーム組みまで進めたリヤ廻り、ウイングとタイヤも仮組みしバランスを見てみます。一見何の苦も無く組んでるように見えますが、実際はプッシュロッドの基部やダンパーがモロにカウル内部に干渉してしまい、彫刻刀や鑢でかなり面倒な彫り込みを施してありますふらふら
続いてフロントサスの基部位置にサス取付用の穴アケ。元々キットにマークしてあった位置ですが、ステアロッドの位置が少々前すぎだったようです。光硬化パテで間違って開けた方を穴埋め。
SBSH0056fro.JPGSBSH0059rwa.JPG
前後の足廻りの仮組み終了〜。少々低め?かなりスムーズな路面のサーキットじゃないと走れないような設定ですが、車高を上げるにはアンダートレーからして造り直さないと無理そうなのでスルーしちゃいます。いや〜前後のサスが組めてようやく022らしいスタイルが見えてきました。
そんじゃ塗装に行きますか〜!の前に。022にはもう一つ大事なパーツがあります、それがコレ。
SBSH0062baz.JPG
バージボードです。画像はキットに付属してたものですが、エッジはグダグダだしレジン特有の反りは激しいしでとても使い物にななりません。熱を加えて曲げを試みましたが全然無理!ん〜どうしよ?これは面倒だぞ…。
SBSH0068baz.JPGSBSH0070baz.JPG
つ〜訳で0.3mmの真鍮板から切り出して自作してみました。あ〜面倒だったあせあせ(飛び散る汗)
なんとか上手く切り出せたけど、まだモノコックと繋ぐステーも溶接してないし、段々になってる縁の部分も対策してないしで、これから先さらに苦労しそうな悪寒。
SBSH0069bzu.JPGSBSH0071baz.JPG
左右対称に切り出すのはともかく、曲げ具合を対称にするのが難しいっす。ボディフォルムにも合わせなきゃならないし、あっちを曲げこっちを曲げで微調整が続いてます。まだちょっと左右で違うか?
レジンパーツより真鍮板の方がシャープだし、取付もしっかり出来れば結構目立つポイントになりそうなので、ここは一つ頑張ってみます手(グー)
posted by 新米パパ at 14:00| 埼玉 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 1/20 Tyrrell 022 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オーストラリアGP面白かったですね。
単に荒れたレースだったとも言えますが、燃料補給の作戦がない分、勝負が分かりやすかった。
考えてみれば昔に戻っただけなんだけどね。
ただ、雨が降らなきゃ演出できないというのはここ数年の傾向ですね。何かもっと、レースを面白くする方法はないもんでしょうか?

バージボードの自作、いいですね。このスケールだと薄々化の効果絶大ですね。
しかし、この時代のバージはやたらとでかく見えます。模型作ってるとここ10数年の空力の進化がパーツひとつでも良く分かって面白いです。
Posted by おひつじ@tak at 2010年03月30日 01:42
>おひつじ@takさん
今回のレースを見る限りせめてタイヤの交換義務を無くして各チーム自由にするのと、フロントウイングの幅を一昨年のサイズに戻せばいいと思うのですがどうでしょ?
オプション―オプションと繋いでひたすらアタックするチームもあれば、プライムで無交換にトライするチームも出たりして面白いかな〜と(^-^;
ウイングサイズは、とにかく今でも接触が多い上に壊すの恐れてドライバーも勝負を仕掛けるのを抑えてる気が…。

バージはキット付属が使い物にならず自作直行でしたが、真鍮板の方が全然いいです。まだステーをどうするか残ってますが(^-^;
そういやデカいバージですね〜それとコクピットの狭さにも驚いてます。
Posted by 新米パパ at 2010年03月30日 11:06
うん、面白かった。
久しぶりに面白いと思ったかな。
何となく今年のマシンも格好良く思えてきたこの頃。

やってますな、金属加工。
面倒なレジンやメタルをからかっているより、この方が綺麗に行くでしょうね。
ステーも真鍮だったら、結構簡単にハンダ付け出来るしね。
位置さえ決まれば大丈夫でしょう(ってその位置決めが大変かも)
Posted by エル at 2010年03月30日 18:23
>エルさん
コースの特性が可能にするのか、高速で結構接近して走ってるのも迫力があって「いつ仕掛けるのかな〜?」とついつい見入ってる自分がいましたw
カラーリングのせいかルノーと印度力だけは格好良く思えるのは自分だけ?(^-^;

ええ、金属弄り中です♪
ステーと差込みも真鍮の予定、あと0.1mmの真鍮板を重ね貼り出来ないか思案中です。位置決め…ステーさえしっかり組めれば大丈夫だと思うけど、それが上手くいくかどうか…。
Posted by 新米パパ at 2010年03月30日 19:54
たまたま風呂上がりにTV付けたらやってたので地上波を見ました。結構面白かったですね。ルノーが欲しくなる気持ち、すごく良くわかります。やっぱりドライバーが頑張った車ってカッコよく見えるから不思議です。ちなみにボクはニックワースが作る車ってシムテックの頃から好きで、今年のヴァージンもそれなりにカッコよく見えています。

022、この頃のレジンキット(含トランスキット)ってこういう感じでしたよね。本当のガレージキットという感じで。今のレジン、メタルキットしか知らない人(居るのか、そんな人?)が見たらびっくりするでしょう。バージーはキット付属のレジンより明らかにいいですよ!エッジの部分の段差はこの際再現しなくてもいいんじゃないですか?それより薄いパーツを付けれる恩恵の方が数十倍あるように思います。
Posted by Yoshitaka at 2010年03月31日 01:33
>Yoshitakaさん
実はドライバーではクビサ大好きなんです。オーストラリアGPでは予選終了後の体重測定で、一番後ろの方でメットを頭の上に乗せて順番待ってる姿なんて個性的で最高でしたw
ニックワースのデザインは自分も好きです。S941が一番ですが某社が出したキットはいまいち似てなくて…実はタメオのS951を積んでたりしてます(^-^;

バージボード以外にもリヤサスカバーやフロントの翼端板なども真鍮板に置き換えかな〜と考えてます。余計な手間隙はかかりますが、見た目が全然変わってくるので頑張ってみます。
Posted by 新米パパ at 2010年03月31日 10:16
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